今日は、イタリア vs オーストラリアの試合です。
の前に、昨晩の試合にちてちょっとw
ポルトガル vs オランダの屈指の好カード・・・・のはずだったのですが
イエローカード16枚、レッドカード4枚と・・・荒れた試合になりました^^;
結局前半23分にマニシェの取った得点を守りきった形でポルトガルが勝利しました。
退場者にデコがいるところが次の試合のポルトガルの不安点ですね^^;
激戦のグループEを無敗の首位と万全の体制で勝ち上がってきたイタリア。
これと言って爆発的な何かがあるわけではないですが、安定した伝統の守備と随所に現れる試合巧者ぶりが特徴でしょうか。
カテナッチオと呼ばれる従来のスタイルではないですが、それでも守備の安定度は光ります。
対するはオーストラリア。
ヒディング監督の攻めの采配がチームをここまで持ってきたと言っても過言ではないでしょう。
特筆すべき選手はいないですが、このチームの攻めに入ったときの勢いは見るべきものがあります。
・・・っと、中心選手のハリー・キューウェルが怪我でこの試合には出られそうになりんですね^^;;
打つ手は・・あるのか?
っと試合開始前に、トラブルがwww
国際映像が真っ青になってますwww
スタジオでアナウンサーの方が必死につないでますが・・・・^^;
大変だなぁ・・・・w
さて試合開始。
前半20分:イタリア
エリア内でルカ・トーニが落としたところにアルベルト・ジラルディーノ。
ボレーシュートを放つもキーパーが弾く。
前半22分:イタリア
アンドレア・ピルロの縦パスをエリア内でトーニが受け、反転してそのままシュート!!
これもキーパーが弾く。
前半29分:オーストラリア
フリーキックのこぼれ球に、スコット・チッパーフィールドがシュート!!
しかしブッフォン(イタリア)が一旦こぼすもキャッチ
前半39分:
右サイドからのシモーネ・ペロッタのパスに中央のトーニ足先届かず。
こんな形で前半は終了しました。
オーストラリアは、1次リーグでのブラジル戦で取った様なマンツーマンディフェンスを取ってきています。
そのためイタリアは攻撃の際に、すぐに寄せ・・というよりマンツーマンなので直ぐにDFが居て、効果的な繋ぎができません。
チャンスが生まれたのもカウンターからの展開ですね。
オーストラリアは、ディフェンスでボールを奪うもののイタリアの戻りの早いディフェンスに速攻という形は作れません。
ですが、フリーキック等のセットプレーからの競り合いでは体格の良さを生かしてチャンスを作っています。
ここまでのところ、オーストラリアの守備の戦術がかなり効いていますが・・・後半はどうなるか??
後半4分:オーストラリア
スルーパスからマルコ・ブレシアーノが飛び出し、たまらずマルコ・マテラッツィが肘打ちでファール。
レッドカードで一発退場に。
ここから先は、人数の多さで圧倒的にボールを支配するオーストラリア。
ほぼ守りに専念するイタリア。
カテナチオをオーストラリアがこじ開けられるか否かが見所に。
後半13分:オーストラリア
左サイドからのグラウンダーのクロスにチッパーフィールドが合わせてシュート!
キーパー弾く!
後半30分:イタリア
ボール奪った後の攻撃の手がなくなってきたイタリア、デルピエロに変えてトッティを投入。
3枚の交代カードを使いきりますが、イタリアの攻撃のリズムが変わります。
後半36分;オーストラリア
ここまで1人の交代もしてこなかったオーストラリア。
ついに、ヒディング動き、ミッドフィルダーに変えてフォワードを投入します。
このまま、延長戦と思われた45分過ぎ
イタリアが最後とばかりに前線に人を掛けます。
そして運命の47分!:イタリア
中央のトッティから左サイドを掛け上がるヴィンチェンツォ・イアキンタへロングボール。
イアキンタは、エンドライン付近まで進むとDFと交錯しながら1人交わしペナルティエリアに突入、2人目も交わし・・・たところでルーカス・ニール(オーストラリア)が滑ったところで慌ててしまいファール!
PK!!!!
そのPKをトッティが落ち着いて決める!!
(イ 1−0 オ)
そして、主審がホイッスルを吹き試合終了。
なんとも劇的な結末を迎えます。
イタリアが1人減ったことで完全に守りに入られ、オーストラリアはその硬い守りを結局崩す事ができませんでした。
かといってイタリアもチャンスを作ることができていませんでした。
この展開では、ヒディングも延長戦に入ってからスピードのあるFWを投入して・・・と考えていたでしょう。
ともあれ最後まで見所があり、楽しめる試合でした。