さて、長々と連載?してきたシリーズのまとめをしたいと思います。
Shuttle ST20G5でFedora Core 4をLinuxPcとして動かすには以下の作業が必要です。
0.LANカードを1枚別途用意する。
(インストール直後では、付属のLANポートが使えないため)
Corega CG-LAPCIGT2辺りだとビックカメラとかで売っていて購入が楽かと。(動作確認済み)
※
(もし、アップデートされたFedora Core 4 のインストールディスクがあれば、認識・接続可能になりますので、用意する必要はありません。)
1.Fedora Core 4のインストール(あたりまえだw)
他のPCにてKDDIの研究所から、DVDイメージダウンロードし、ブータブルDVDとして焼く。
インストール自体はGUIの指示にデスクトップの設定でインストールする。(ワークステーション・サーバーでもよいが、モジュールのカスタム設定にてGENOMEにチェックを付けインストールすればOK)
2./etc/grub.confの書き換え
インストール直後の設定では、モジュールのアップデート後に
acpiのためディスプレイその他の認識が巧くいかなにので
以下の修正を加えます。
root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb quiet
を
root=/dev/VolGroup00/LogVol00 rhgb quiet acpi=off pci=routeirq
と修正
(acpi=offだけの追加でも可)
3.yumによるアップデート準備(この機種に限ったことではナイです)
以下のファイルに記述を追加します。
/etc/yum.repos.d/fedora.repo
baseurl=ftp://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/fedora/core/$releasever/$basearch/os/
ftp://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/fedora/core/$releasever/$basearch/os/
/etc/yum.repos.d/fedora-updates.repo
baseurl=ftp://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/fedora/core/updates/$releasever/$basearch/
ftp://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/fedora/core/updates/$releasever/$basearch/
/etc/yum.repos.d/fedora-devel.repo
baseurl=ftp://ftp.riken.go.jp/pub/Linux/fedora/core/development/$basearch/
ftp://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/fedora/core/development/$basearch
ここでは、独立行政法人 理化学研究所とKDDI研究所を設定しています。
設定がすんだらモジュールのアップデートをします。
GENOME端末を開き
yum -y update yum
yum -y update
(初回は回線速度によりますが、結構時間がかかります)
4.ディスプレイの設定
VESAのままでよければここはスルーで。
livna.orgをyumの読み先に追加します。
GENOME端末を開き
rpm –import http://rpm.livna.org/RPM-LIVNA-GPG-KEY
rpm -ivh http://rpm.livna.org/livna-release4.rpm
atiモジュールのインストール
yum install ati-fglrx
yum install kernle-module-fglrx-2.6.16-1.2069_FC4
(バージョンは、gurb.confを参考にすると良いです)
これでATIコントロールパネルなどが組み込まれます。
5.サウンド設定
/etc/modprobe.conf を以下のように修正します。
alias snd-card-0 snd-hda-intel
options snd-card-0 index=0
options snd-hda-intel index=0
remove snd-hda-intel { /usr/sbin/alsactl store 0 >/dev/null 2>&1 || : ; }; /sbin/modprobe -r –ignore-remove snd-hda-intel
の行に
options snd-hda-intel model=6stack-digout
を追加してください。
もしくは
alias snd-card-0 snd-hda-intel
options snd-hda-intel index=0 id=”HDA”
options snd-hda-intel model=6stack-digout
と修正してください。
これで音が出ます。
とざっとこの様な感じで